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エスティマのエアコンの効きをもっと良くしよう。TCR10Wのエアコンが効かない原因 [H8年トヨタエスティマTCR10W]

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昨日、エアコンガスを補充したエスティマ。

そりゃもう効きが良くなりました。

でも、TCR10W系エスティマの持病で、エアコンの効きが悪くなる原因がエアコン本体以外にもあるようで。

そこで原因となる部品を点検して対策してみました。


おっとその前に昨日の記事の補足を。


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エスティマのボンネットを開けるとこんなダクトが真ん中に鎮座してます。これが空調用の空気を室内に取り込む入口になります。これを外すと。


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上が外気導入と室内循環を切り替えるボックス。下の円形の部分がブロワーファンで、この大きな箱を手前に引っ張って外すとエアコンのエバポレーターがあります。通常この部分は室内のグローブボックス近辺に押し込んであります。なんて整備性がいいんでしょ。


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ところが切り替えボックスの中に消音のために張ってあるスポンジがエライことに。触ると砂のように砕けます。張り替えないといけませんが日曜からドライブに行くので今回は見なかったことに。


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ボックスの外観はこうなってます。ワイヤーが外気内気の切り替え用。オートエアコンなのでアクチュエーターがくっついてます。普通の車はこれが助手席側の足元から見えるはず。
さて本題に戻ります。

エスティマはオートエアコンが標準装備で温度の調整は室内と室外にある温度センサーの温度差を検出して行っているのですが、外気温センサーが車両の先端にあるため、雨が当たってコネクターが腐食してセンサーが効かなくなることがあるというのです。


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フロントグリルはこのセンターのネジを外して・・・・。あれ?どうやってとまってるのこのグリル・・・。

他にネジらしきものがありません。ネットで調べると上面に3本のネジが有り、それを外して上に持ち上げれば取れると買いてあるのですが。


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ここにあるはずのねじがありません。


30分ぐらいあちこちを触って懐中電灯で4箇所あるステーの奥を照らしてじっと見ると何か爪のようなものがありました。


GRILL.jpg

一生懸命調べると、こうなってました。


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グリル表側の爪がかかる部分。奥の黒い四角穴から付き出した爪をドライバーなどですくい上げてグリルを引くとはずれます。


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グリル固定爪の華奢なこと。


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グリル裏側のここに爪が入ります。


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この爪が左右2箇所ずつ、計4箇所。上が車両前方、グリル側。

実は取り付けの際、爪が1個折れてしまいました。このクリップ、本当は真ん中に鉤爪があるのですが・・・。


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見事に折れてます。と言うかこんな力のかかるところに経年劣化する樹脂使うなよー。なんでネジを廃止したのー。


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グリルが外れるとエアコンコンデンサーの前にこんなのが付いてます。これが外気温センサーのサーミスタ。


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サビてますねえ。


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さて、こいつが問題のコネクターです。大抵のTCRエスティマはここが腐食して導通しなくなっているらしいですが、幸いうちのは大丈夫そう。

ただ、プライヤーで引っ張ってもなかなか抜けませんでした。やっぱり腐食がすすんでいるようです。

対策としてはコネクターをちょん切って、コードを直接はんだ付けしちゃったほうがいいそうですが。


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まあ、腐食はしてないので、やっと引っこ抜けたコネクターに接点復活剤吹いて何度も抜き差し。たぶんこれで大丈夫でしょう。


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あと、古い車で問題になるのがここ。手前がエアコンのコンデンサー。奥がラジエター。なんですが、走っている時は正面から冷気が当たるのでコンデンサーは冷えますが、渋滞中などでは本来コンデンサーとラジエターの間が密閉されてないと、ラジエターの後ろにある電動ファンが回った時に引っ張られた空気がこの隙間から吸い込まれてしまい、コンデンサーが冷えません。


新車の時は当然この隙間はスポンジなどで埋めてあるのですが、20年も経つとほとんど吹き飛んでコンデンサーとラジエターの間には大きな隙間が。


現在の車はもともとラジエターとコンデンサーはぴったりくっつけて設置してあるのでこういう問題は起きにくくなってますが、エスティマが発売された頃はまだエアコンがオプションだった時代だったためか、このオートエアコン標準装備だったエスティマですら、コンデンサーとラジエターの間には5センチぐらいの空間があります。しかも設置位置が段違いのため隙間を埋めるのが大変。


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とりあえずスポンジテープで埋められるところは埋めちゃいました。手前はラジエターサポート、奥はラジエター。残念ながらコンデンサーはラジエターサポートの下に潜り込んでいるので直接ラジエターとコンデンサーの間を埋めることはできないのでサポートとラジエターの間にスポンジを突っ込んでみました。まあ無いよりましでしょう。


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角から縦方向にも押し込んで、下に潜り込んでアンダーガードとコンデンサーの隙間を埋め、サポート部分を除いてほぼ全周を囲えました。


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ダクトを付け、グリルもはめますが、ここで爪を1個折っちゃったためグラグラ。両面テープとスポンジで固定しました。


さあ、努力は報われたでしょうか。


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対策前の室温は32.2度で内気循環でエアコンオン。


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吹き出し口で11度まで下がりました。


さて対策後。


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西日が当たったため室内温度は39度。同じく内気循環でエアコンをオンします。


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おおっ!室温が高いのに吹き出し口は8度まで下がったよ。


このあとバッテリーを充電して車の整備は完了。


これで灼熱のドライブに行けます。行く前に修理できてラッキー。

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コメント 2

二兎を追う男

なるほど~
我が家の18歳のサターンも、先日乗ったら、エアコンの風が顔位置からほとんど出なくなってました。
足位置からなら出るんですけど。
結局デフロスターから出したらそれなりに涼しいのでこれで行きます。

最近(といっても17年前・・笑)の車って樹脂部品多いですよね~
組み立てを安価に短時間にすることしか考えてないんですかね。
サターンの諸々の修理で、折りまくりです。

by 二兎を追う男 (2017-07-23 13:13) 

MHR

二兎を追う男さんありがとうございます。
エアコン関係って面倒ですね。
こう言うの設計している弟に聞いたら、ご考察どおりネジをフックにするのは組み付け行程短縮のためで整備のことは考えて無いそうです。せめて共通部品にしてくれればいいんですがどうもこれは専用みたいで。
部品出ればいいんですが。
by MHR (2017-07-27 13:59) 

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